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  • 2019/07/21 18:42

    昨日はDEUS EX MACHINA主催のBIKE BUILD OFFのイベントに参加してきました。

    今回日本で行われたイベントはコンテスト形式では無く、今までの流れと今回の世界各国の様子などの報告と共に前回2回の入賞車両を展示。

    今年参加車両も持ち込まれThe O.H.C.のFatCub90を含めいろんな車両が並んでいて面白かったのですが、来場者のオートバイもまた個性的でこちらも面白かった。
    また午後にはCHABOTT ENGINEERINGの木村さんとのトークショーもあり、なかなか面白い話も聞けました。

    さて、ここで改めて今回FatCub90を造ったコンセプトなどを話したいと思います。
    カブはエンジンはもとよりオートバイの構造や修理、メンテナンスを学ぶのに最適というのはBIKE BUILD OFFに参加したときに紹介文として載せました。

    そのカブをベースに、メーカーでは行ってこない様なスタイルでもっと楽しくなるようなものを造りたい、しかしそれはコストをなるべく抑え、なおかつ難しい技術をなるべく使わずオートバイを触り始めた初心者でも可能な方法で実現すること。そして普段の足として使える様実用性も犠牲にしない。
    コストについては初めから金額を決め、車両代含め目標30万円上限35万円とし、使う部品はオークションなどでも簡単に手に入る物に限定しています。

    ただ今回ベース車両がなかなかこなれたものがなく、結果として上限の金額になってしまいましたが、フレームやエンジンから単体で購入すればもう少し価格は抑えられたかもしれません。しかしその場合はエンジンの素性がわからないのでエンジンも開ける前提となってしますので、その方がかえってハードルが上がってしまう可能性があり、捨てる部品も多くなってしまいますがあえて車両から始めています。
    色と部品の組み合わせでここまで面白い物が造れる、というのをやってみたかった。

    つまりこのスタイルが気にってもらえれば真似することは比較的簡単なのです。
    もしもこのスタイルが気にって自分で作ってみようと思われるのでしたら是非そうして下さい、その為のアドバイスもします。そしてその様な作業を行う時は是非The Over Head Conpanyのワークウエアを使ってください、というのがこの車両のコンセプトです。
    このFatCub90、評判は上々と思います。ゴツイ男性が乗ってもそのギャップが面白いでしょうし、女性が乗っても映えると思います。

    自分の手を動かし、汚れることに喜びを感じてほしい、これが偽らざるThe Over Head Companyの願いです。



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